公演記録〜シルヴィア〜

長い夏も終わり、ようやく秋らしくなってきましたね。

しばらく更新をお休みしてしまいましたが、みなさんいかがお過ごしでしたでしょうか。

私たちは、井上バレエ団の新制作「シルヴィア」の衣裳製作や、夏の発表会シーズンの貸衣裳など慌しい日々を過ごしていましたが、少し落ち着いてきたこの頃です。

 

「シルヴィア」は、石井竜一さんによる構成・演出・振付で、7月20・21日に上演されました。

初日のシルヴィアは田中りなさん、アミンタは荒井成也さん、2日目は源小織さん、浅田良和さんが演じました。

 

「シルヴィア」はヴァリエーションやグラン・パ・ド・ドゥとして踊られることが多く、全幕についてはあまりよく知られていない作品ではないかと思います。

柊舎でも貸衣裳のご用意はありますが(貸衣裳についてはこちら)、新制作が決まった時には未知の部分が多い状態でした。

他のバレエ団の映像を参考に想像を膨らませていましたが、衣裳デザイナーの西原梨恵さんによるデザイン画を初めて見た時には、想像を超えた美しさにわくわくすると共に、久しぶりの全幕新制作にプレッシャーも感じながらのスタート。

しかし本番の日にちはすでに決まっています。あとはそれに向けてそれぞれのベストを尽くすべく、全力で走り抜けた製作期間でした。

 

劇場では大道具や小道具、照明、オーケストラによる音楽などすべてが揃い、舞台で衣裳を身に着けたダンサーが踊る姿を見た時には感慨深いものがありました。

 

西原さんには材料の買い付けからサンプルチェック、フィッティングなど何度も足を運んでいただき、ひとつひとつ丁寧に見ていただきました。劇場に入ってからも色の微調整をご自身でされたりと、仕上がりについての明確なイメージを持ち、そこに全力で向かっていく姿勢には、私たちもとても刺激を受け、いろいろと勉強させていただく貴重な機会となりました。ありがとうございました。

 

観に来てくださった方々にとっても記憶に残る作品になっていたなら幸いです。

 

 

シルヴィア:田中 りなさん アミンタ:荒井 成也さん(20日)

 

第1幕 森の妖精

 

 

第2幕 シルヴィア:源 小織さん オリオン:檜山 和久さん(21日)

 

 

第3幕 ディアナの神殿

 

舞台写真撮影:スタッフ・テス

 

 


公演記録〜くるみ割人形2018〜

みなさんこんにちは。

一段と寒さが厳しくなってきましたね。柊舎は先週から業務をスタートしています。

ご挨拶が遅くなりましたが、本年もよろしくお願いいたします。

 

今回は昨年12月に上演された「くるみ割人形」についてのご報告です。

8日は井上バレエ団の自主公演として、9日はリソー教育の主催のチャリティー公演としておこなわれました。

井上バレエ団では、30年以上も毎年「くるみ割人形」を上演していますので、その間にリニューアルした衣裳もあれば、初演当時から使い続けているものもあります。

公演前に点検やサイズ調整をしても、本番中に破れや綻びができてしまうのはよくあること。

舞台裏で応急処置をしつつ、来年のためにどのように改善しようかと考えながら仕事をしています。

無事に本番を終えた後は、衣裳の状態に合わせてメンテナンス。

来年にむけた課題を皆で整理して、わたしたちの「くるみ」は終了です。

 

あし笛の踊り人物写真
あし笛の踊りの3人

 

花のワルツ集合写真
花のワルツのみなさん

 

現在、柊舎では3月の井上バレエ学園発表会に向けての作業が着々と進んでいます。

もちろん通常の貸衣裳業務もおこなっておりますので、お気軽にお問い合わせください。


公演記録 〜白鳥の湖〜

みなさんこんにちは。

すっかり秋も深まってきましたね。

 

今回は、7月14・15日に上演された井上バレエ団「白鳥の湖」についての報告です。

 

井上バレエ団の美術・衣裳はピーター・ファーマーのデザインによるものが多いのですが、「白鳥の湖」はファーマー氏が1977年に初めて井上バレエ団のためにデザインした作品です。制作当時にはイギリスから来日し、柊舎とともに衣裳をつくりあげました。

会場ロビーには、そのとき制作したロートバルト3幕の衣裳をデザイン画とともに展示しました。

現在は、ファーマー氏が1995年に新たにデザインした衣裳を使用しています。

 

 

 

 

キャストに合わせてサイズの調整をしたり、補修をするのが公演までの主な作業。

何度も使用しているうちに傷んでしまったものは、新しく作り替えることもあります。

今回は白鳥たちの頭飾りをリニューアルしました。

そしてオデット、オディールを演じた4人は初役ということもあり、一人ひとりに合わせて衣裳と頭飾りを新調しました。

 

王子には清水健太さん、碓氷悠太さんがゲスト出演されました。

碓氷さんは以前、柊舎で衣裳をオーダーしてくださったこともあります。公演への出演でうれしい再会となりました。

 

14日出演 源小織さん/清水健太さん/田中りなさん/藤野暢央さん

 

15日出演 藤野暢央さん/阿部真央さん/碓氷悠太さん/矢杉朱里さん

 

今月からは、12月公演の「くるみ割人形」のための作業が始まっています。

また公演が終わった頃に報告の予定です。

 


公演記録 〜アネックスシアター vol.5〜

ぐずついた天気が続いてますが、みなさんいかがお過ごしでしょうか?

 

今回からは、今年度の公演記録として、井上バレエ団公演での柊舎のお仕事を紹介をしていきたいと思います。

まずは、4月7・8日に世田谷パブリックシアターで上演された「アネックスシアター 次世代への架け橋 vol.5」です。

 

柊舎では、「春風」関直人振付、「班女」石井竜一振付の2作品を担当しました。

 

「春風」

 

「班女」は初上演作品。舞台美術家の大沢佐智子さんが初めて衣裳デザインも担当されました。

着物に見えつつも、動きやすく着崩れしないように仕立てるのが条件。早替えにも対応できるように、ダンサーとも協力しながらの製作となりました。

同じく大沢さんが担当された舞台セットに効果的な照明。能とバレエという和と洋が見事に融合された美しい舞台となりました。

 

「班女」 おかみ/花子

 

 

 

 

 

吉田少将/花子

 

撮影:スタッフテス

次回は「白鳥の湖」の予定です。

 

【お詫び】

前々回の記事で触れた新しい分野の衣裳製作ですが、残念ながら諸事情によりご紹介できなくなってしまいました。

某アイドルグループのライブ衣裳だったということだけお伝えしておきたいと思います。


1

公式ホームページ

柊舎公式ホームページ

categories

selected entries

calendar

S M T W T F S
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
<< November 2019 >>

archives

profile

search this site.

links

    

なかのひと

others